1. 相場の概要(2025年11月11日時点・1〜2日先行見通し)
ドル円(USD/JPY)は154.14円と、依然として1990年以来の円安水準に位置。米国の高金利維持と日銀の緩和方針が続いており、金利差拡大が円売り要因となっています。一方、日本の財政運営方針の見直しが報じられ、財政規律低下や国債増発懸念が浮上。これが長期金利上昇を通じて将来的な金利構造に影響する可能性が意識されています。とはいえ現時点では円買い材料にはなりにくく、トレンドは円安継続方向。
ポンド円(GBP/JPY)は203.04円と堅調。英国の高金利維持が背景で、円安基調と相まって上値トライが続いています。両通貨ペアとも、上昇テンポはやや鈍化しつつも、総じて円売り優勢地合いを維持しています。
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2. テクニカル分析
– ドル円(USD/JPY):
上昇トレンドを持続。20日移動平均線(約153円)が強い下値支持となり、RSIは70付近で高止まり。過熱感はあるもののトレンド転換サインは限定的。
- サポート:153.50円/153.00円
- レジスタンス:154.50〜155.00円
153円台半ばからの押し目買いが優勢。154.3円を明確に上抜けば、介入警戒ゾーンの155円方向を試す可能性も。
– ポンド円(GBP/JPY):
200円突破以降の上昇チャネルを維持。ボリンジャーバンド上限(約203.5円)が上値目途。下値は200円台後半で堅く、トレンドは引き続き強気。
- サポート:202.00円/200.80円
- レジスタンス:203.50〜204.00円
短期的過熱感はあるが、200円割れがない限りトレンド維持が基本線。
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3. ファンダメンタル分析(ニュース要因)
– 米国:CPI発表を控え、インフレ粘着性が強いとの見方が継続。金利高止まりがドル支援要因。CPIが市場予想を上回ればドル円は一段高へ。
– 日本:政府が「単年度ごとの財政健全化目標」を撤廃。支出管理を複数年度方式に変更することで、財政健全化への圧力は緩和方向。市場では将来的な国債発行増や金利上昇リスクが注目されるが、当面は超緩和姿勢維持が円安継続を支える見込み。
– 英国:BOEは物価目標超過の状況が続く限り高金利維持。ポンドを底堅く支える要因。
– その他要因:政府の財政スタンス転換が日本国債市場を通じて長期金利にどの程度波及するかが、今後の円相場に徐々に影響する可能性。現状は限定的。
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4. 今後の見通し(1〜2日)
– ドル円(USD/JPY):153.5〜154.8円のレンジ内での推移が中心。CPI上振れなら155円近辺挑戦も、下振れ時は152.8円までの短期調整も考慮。中期目線では依然ドル強・円弱基調。
– ポンド円(GBP/JPY):202〜203.5円レンジ維持をメインシナリオ。リスク回避がなければ堅調地合い継続。200円を明確に割り込まない限り、押し目買い戦略が有効。
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本記事はAIによる自動分析です。
💹 トレード判断
– **USD/JPY:買い(上昇トレンド継続中で、20日線が下値支持となり押し目買い優勢)**
– **GBP/JPY:買い(200円台後半で下値が堅く、高金利維持と円安基調が上昇を支援)**
📊 自己評価
前日トレード評価:USD/JPY → 的中, GBP/JPY → 的中
📰 ファンダメンタル要約
以下の記事のうち、経済指標(為替・金利・GDP・雇用・インフレなど)に関係する内容は、日本の財政政策に関する報道のみでした。要点をまとめます。
– 日本の高市早苗首相は、これまでの「毎年度ごとの財政健全化目標」を撤廃し、複数年度での支出管理に基づく新たな目標を導入する方針を示した。
– これは財政再建への姿勢をやや緩める方向であり、市場では財政規律の低下や国債増発への警戒感が出る可能性がある。
– 直接的な為替・金利・物価指標の発表はなかったが、財政運営の方針転換が今後の日本経済・金利動向に影響を与える可能性がある。